トップ > 社員ブログ > 「終活疲れ」って聞いたことありますか?無理な終活は逆効果というお話
皆さん、こんにちは。
ブログ担当の柴です。
最近、何故かブームの「終活」
皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
自分が亡くなる時、子供たちに迷惑をかけたくないという理由で生前から身辺整理を始めたり、様々な終活セミナーに通ったり。
そんな活動が年配の方々のプレッシャーになってしまっているという話です。
ちょっと、本末転倒な話ですね。
本来は、人が亡くなった時に起こる様々な問題を、事前に準備しておきましょう、というのが「終活」でした。
ですから、まだまだ元気なうちに少しずつ準備をすればいいのですが、本人を始め周りの人までが積極的に終活をすることで、「やらなければならない」ことのように感じられてしまいます。
すると目的が「終活をすること」にすり替わってしまうんです。
これではプレッシャーにしかなりませんよね。
まだまだ元気な方からすれば、逆に「早く死ななければならないのか?」という気持ちにもなってしまいます。
これでは逆効果。
そのため、最近では終活に疲れ果ててしまい、鬱状態になってしまう人までいるそうです。
では無理のない終活をするにはどうしたら良いのでしょう?
一番良いのは終活なんてしない事です。
人間は年老いていけば、誰かに迷惑をかけてしまうものです。
これは自然の摂理ですから、無理にあらがおうとしてもダメなんですね。
自然のままに生きること、それが一番の終活といえます。
自分が亡くなった際、残された家族に負担が掛かるから。
そう言う方もいます。
でも、残された家族が大変な思いをすることも自然の流れですし、自分で経験しないと分からないこともあります。
そういう意味では、残された家族に対する最後の教えとして、あえて何もしないでおくことも大切なのかもしれません。
実際に、私の父が亡くなった時には色々なことがあり、非常に大変な思いをしました。
しかし、そういう経験があったからこそ、今このお仕事を通じて、お客様の心に寄り添える。
お客様の不安や迷いというものを一緒になって考えることができる。
そう思っています。
もし、どうしても終活をしないと落ち着かないという方は、家族に内緒でも結構です。
専門家である葬儀社や石材店などに、一度ご相談してみてはいかがですか?
変にセミナーに通ったりするよりも、終活特集を組んでる雑誌を読むよりも、現実の話が聞けると思います。
もちろん、何かの会員になったりする必要はありませんし、何かを買う必要もありません。
楽しい終活をするためには「終活」を目的にしないで、「終活」とは学びの場だという気持ちで楽しむこと。
専門家から色んな話を聞いて、これからの人生を楽しく過ごすための学びの場にしてください。
それが一番の終活です。
富士石材はあくまでもお墓を作る会社です。
でもお客様のお話を聞くことは出来ますし、エンディングノートも無料で差し上げています。
その他にも、終活の参考になる資料もありますので、お気軽にお立ち寄りください。
終活なんて茶飲み話程度で、気楽にやりましょう!