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2016年1月12日 西多摩霊園の墓石購入と2017年の消費税の増税について、今から知っておこう!


皆さん、こんにちは。
ブログ担当の柴です。

最近、消費税の軽減税率について色々と報道されていますね。

いよいよ消費税率10%が迫ってきた感じがします。

前回の消費税増税時には、駆け込みでお墓のご注文をされる方が増えました。

中には増税前に間に合わなかった人も。

今回は、そのようなことの無いように「お墓と消費税」について書きます。

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お墓購入時に掛かる消費税

お墓を購入するときに掛かる費用ってどんなものがあるのでしょう?

簡単に購入費用について説明しますと

・墓地代(墓地使用料)
・墓石代(石材・工事等)

の2つに分けられます。

墓地代はお墓を建てる寺院・霊園等に支払いますが、消費税は掛かりません。

墓石代は契約した石材店に支払いますが、これは通常商品ですので消費税が掛かります。

よく広告には「総額150万円」などの表示がありますが、消費税はその「墓石代」部分にのみ掛かるんですね。

その他、管理費などは先払いが一般的なので、購入時に支払いが発生したりしますが、大きくは墓地代・墓石代の2つとお考えください。


消費税の増税はいつから?

前回の増税は2014年4月1日から、それまでの税率5%から8%へ増税されました。

そして今回の増税は、2017年4月1日(予定)

税率8%から、とうとう税率10%に増税されます。

軽減税率の話もあるので、全てが10%になるわけではありませんが、墓石については間違いなく10%です。

また、時期が先延ばしになることも無いと思います。


墓石購入の課税時期

お墓の場合、注文住宅と同じで、契約=引渡ではありません。

お客様からご注文を頂いて、それから工事→完成→引き渡しとなります。

墓石の場合、契約からお引渡しまで早くて1か月程度、通常は2か月から3ヶ月程度の時間がかかります。

そして墓石の契約は請負契約となっていますので、課税時期は「お墓の引渡時」となります。

決して契約時が対象ではない点にご注意ください。

どういうことかと言うと、消費税増税前の2017年3月に契約された場合でも、墓石が完成してお引渡しするのは4月以降となるため、税率は10%になるのです。

10%の課税をされないためには墓石の完成・引渡が2017年3月31日までに終わっている必要があるのです。

「まだまだ先、ギリギリで作ればいいよ!」なんて、のんびり構えていると間に合わない場合も出てくるのです。


いつまでに購入すればいいの?

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消費税の増税前にお墓を建てたい場合、逆算してスケジュールを考える必要があります。

現在の墓石材は中国加工がほとんどです。

そのため、通常でも2~3ヶ月のお時間を頂くケースが多くなります。

それに加え、2月は中国の旧正月のため2週間は工場が動かなくなります。

3月にはお彼岸があるので、西多摩霊園では3月末頃の1週間は工事が出来ません。

このように考えますと、なるべく早めに契約される事をお勧めいたします。

前回の時も、駆け込み需要が多すぎて間に合わない方も出てしまいました。

最低でも2016年末までにご注文されるべきでしょうね。


経過措置について

請負契約の場合、契約時期によっては経過措置がとられます。

それは2016年9月31日までに契約をされた場合については、引き渡しが2017年3月31日以降でも消費税率は8%のままというもの。

お墓の場合、契約から引渡まで3か月程度あれば大丈夫ですから、この経過措置はあまり関係ないかもしれません。

しかし、9月末までに契約するのも、12月末までに契約するのも変わりはありませんよね?

ですから安心できる経過措置期間内にご注文しておいてはいかがでしょうか。

今までに何例か、ご注文から引き渡しまで半年以上かかったケースもありましたので。

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消費税増税とお墓のまとめ

お墓の契約が請負契約であるため、契約時が増税前でも引渡が増税後の場合には、税率10%で頂くようになってしまいます。

お墓のお引渡しまでのスケジュールを考えて、できるだけ早めにご注文することが、余計な費用を増やさないコツです。

お墓の形や色、また彫刻など、意外とご注文内容が確定するまでに時間が掛かる場合もあります。

契約する・しないは別として、まずは早めにご相談だけでもされてはいかがでしょうか。

だいたいのご予算が事前に分かっているだけで、ご準備も余裕を持って進めらますから。

いつでもご相談ください。

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